細々と続けていたら、四半世紀の歴史が生まれました。

ひもろぎ苑は、仲間と供に語らうことを目的に、今から四半世紀前、廃屋となっていたこの場所を買い、少しずつ整備を続けながら運営しているキャンプ場です。

 

廃材や頂き物を駆使して整備をしています。

また、ひもろぎ苑の整備のモットーは「お金を使わないこと」なので、整備は主に廃材や頂きものを利用して行っております。

そのため、商業を目的としたキャンプ場と比べ、見た目に落ち度があることは否めませんが、「生き続ける本質」はこの場にあると自負しております。

僕らが山に入り始めた頃から、早25年以上の月日が経ちました。ひもろぎ苑には予算がなかったため、細々とできる範囲のことを続けてきましたが、近隣では大きなお金をかけて整備し話題になった場所も数多くあります。

しかしながら、そのようなものは運営が長続きせず、今や新たな廃屋となっております。    

自然を感じることのできる場所は沢山ありますが、ひもろぎ苑では「生き続ける本質」も一緒に感じてもらえたらと思います。

また、ひもろぎの語源は、「ひ」は神霊、「もろ」は天下るの意の「あもる」の転、「き」は木の意とされ、神霊が天下る木、「神の依り代となる木」の意味があり、年中青い葉がなる場所を「ひもろぎ」と呼ぶこともあり、このような名称とさせて頂きました。  

みなさんとのご縁がこの場所を通じてありますように。